ソーシャルツールをパーソナルに使う、それもよしとしよう

Wikiはみんなで一つのドキュメントを作り上げましょう、その為の特別な機能が付いています、ということだからパーソナルに使うワープロとは一線を画し、ソーシャルなツール、そうソーシャルツールな訳です。

Blogも自分の書いた物をみんなに読んでもらい、出来ればコメントやトラックバックと言った繋がりが欲しいのだから、こちらもソーシャルツールと言えます。

こうしたソーシャルツールを企業内に導入した時、たとえばみんなで「用語集」を作ろう、としたときに導入社の思惑と違って盛り上がらない、「皆、使ってよ！」とお願いしても盛り上がらない。

しかし、ゼロユースではなく、何人かは、しこしこと入力してくれている人がいる。気がついてみると、その何人かが「自分の為にみんなのツールを使っている」ような状態、これもよしとしましょう。そうした人が増えてくれば、いつかは自然と繋がります。ソーシャルツール、使い始めはパーソナル、OKです。心配する状態ではなく、むしろ、「パーソナルにも使えます」的な喧伝も必要かな。